浅煎りを日本のカルチャーに!
「コーヒー味」のコーヒーはありません。
産地、農園、品種、精製方法
あらゆる独自性が織りなすフレーバーカラー。
あなたが「バイネーム」で
好きになれるコーヒーと出会えるように。
本日も
「世界一初心者にやさしいコーヒー店」
目指して奮闘しています。
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イエメン ハラズ イエメニア(古代ティピカ)
¥1,400
—————————————————— 生産地:イエメン ハラズ 生産者:ハラズ地域の小規模農家 精製プロセス:ナチュラル 品種:イエメニア(古代ティピカ) 標高:1,900-2,200m 規格:なし フレーバー:コリアンダー、グレープ、赤ワイン、ピーチ、アロマフレグランス、コンプレックス、エキゾチック —————————————————— 井上陽水の楽曲「コーヒー・ルンバ」でもお馴染みのモカ・マタリは、 昔から純喫茶でも親しまれてきたコーヒーの銘柄です。 そんなモカ・マタリことイエメンのコーヒーは最も古い歴史、アラビカコーヒー・ティピカ種の起源を持った由緒正しいコーヒーです。 エチオピアと双璧をなすモカの名にふさわしい独特な、他の地域のコーヒーには例えようのないフレーバーの秘密は イエメンで独自の進化を遂げた固有種のティピカ=イエメニア種の存在が大きいのではないでしょうか。 よく耳にする高級品種「ゲイシャ種」などとならぶ原生種であり、なおかつ イエメン土着の品種であるという非常に希少性の高いコーヒー豆です。 その遺伝情報やカテゴライズの多くが謎に包まれたイエメニア種は 昨今取り沙汰されるコーヒー2050年問題を解決に導くマスターキーになりえる 可能性を秘めた未来のコーヒーとも言えます。 そんなイエメンのコーヒーはその希少性から非常に高額で取り扱われる 傾向にありますが、今回入荷した本品は現地でイエメンコーヒーを世界へ普及しようとする団体や農家さんの努力を結晶しとてもお求めやすい価格になっています。 小規模農園が多いイエメンでは、ナノロットとして極少量のコーヒーが流通しますが、本品はそのナノロットと同等の技術・加工が施され、さらに丁寧な選別を経ることで従来のイエメンのコーヒーの印象を覆すクリーンカップに仕上がっており、イエメン・フレーバーに高感度で触れられるコーヒーに仕上がっていると感じます。 ナチュラルプロセスのコーヒーは明確で鮮やかなフレーバーが魅力である一方、過発酵による必要以上の重厚感や発酵感が生まれることがありますが、本品はプロセス由来のネガティブな印象はありませんでした。 ワインのような葡萄の甘くまったりとした印象にコリアンダースパイスのような ほんの少しの違和が加わり、まるで香水のように複雑で芳醇なオリジナリティを際立たせています。 ぜひホットでお楽しみください。
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グアテマラ コバン マラゴジッペ ウォッシュ
¥820
—————————————————— 生産地:グアテマラ コバン 生産者:オーロラ農園 精製プロセス:ウォッシュド 品種:マラゴジッペ 標高:1,650m 規格:SHB フレーバー:オレンジ、紫蘇、パイナップル、パパイヤ、ジャム、ベリー、グラノーラ、ナッツ、ジューシー —————————————————— グアテマラ中部に位置するコバンエリアはマヤ文明にゆかりのある山々に囲まれた盆地帯です。 カリブ海からの温暖な空気が流れ込むこの地域は年中霧が多く発生するフォグ・タウン、固有種を含む多くの鳥類が生息する鳥の楽園としても知られています。 オーロラ農園という名前もこの地域の鳥類の名前に由来し、 鳥や草花の保全を行いながらコーヒー栽培が行われています。 観光地として親しまれる自然公園もあるこのコバンですが、 一方でインフラや住環境設備に不安を抱える グアテマラの最貧困地域としても知られています。 オーロラ農園では、この土地に生きるコーヒー農家の人々が 生活を安定させるためにコーヒー栽培で確実な収入を得られるよう 生産に必要な設備投資への支援を精力的に行っています。 今回購入したコーヒー豆も、「オーロラスタジオプロジェクト」 という活動のもと、売上の一部が支援に充てられています。 そんなストーリーを秘めたこのコーヒーは 別名「エレファントビーン」とも呼ばれる超大粒品種「マラゴジッペ」 ブラジルでティピカから突然変異によって誕生したこの品種は さび病と呼ばれるコーヒーの流行病への耐性が低いことから後継品種への代替が相次いでおり、希少価値の高いコーヒーと言えます。 風味特性としてはオレンジやパイン、パパイヤなど トロピカルで重厚感のあるジューシーさが先に立ち その中に紫蘇のようなシャープなハーブ感、 後味にはベリー系のジャムやグラノーラを食べているような ふくよかな甘さが心地よく残ります。 グアテマラはさっぱりしたデイリーなコーヒーが多い印象なので デザート感覚で味わえるコーヒーは珍しい気がします。 ぜひお試しください。
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エチオピア グジ ウラガ ナチュラル
¥820
—————————————————— 生産地:グジ ウラガ 生産者:ハワタ ウォッシングステーション 精製プロセス:ナチュラル 品種:Heirloom 標高:2,065−2,100m 規格:G1 フレーバー:ラズベリー、ストーンフルーツ、フローラル、オレンジ、ラウンド、スウィートネス、ロングアフターテイスト —————————————————— グジ地域はイルガチェフェにも並ぶコーヒーの産地として知られています。 元々は金鉱で栄えたこのエリアは、 高い標高と火山に由来する肥沃な土壌、 そして豊かな山脈で磨かれた潤沢な水源といった条件が組み合わさり 驚くほどに華やかで雑味のない魅力的なコーヒーが栽培されています。 近年の気候変動によるコーヒーの不作、価格高騰によって 別の商品作物への植え替えを行う農家が増えているというエチオピア。 そのような状況下でも グジの地域に住まう人々にとって、 コーヒー生産は暮らしに根付いたものであり 新たな設備への投資にも積極的に取り組んでいるといいます。 本商品はそんなグジエリアを象徴するような 洗練された華やかさを持つコーヒーです。 一口目にラズベリーのような完熟したベリーの香り、 それを追うように紫の花を思わせるフローラルさが続きます。 口当たりは非常にスムースで 温度変化に伴って甘い香りはより明確に、 そして伸びやかにゆっくりと引いてゆきます。 もう一つのエチオピアナチュラル(イルガチェフェ イディド)と比べると 発酵感はより控えめで、まるい口当たりといった印象です。 飲み方としてはホットで時間経過による香りの変化をお楽しみいただくのがおすすめですが アイスの場合は、急冷式よりも水出しのほうが繊細な香りとまるいテクスチャーを感じていただけるかと思います。
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エチオピア イルガチェフェ イディド ナチュラル
¥820
—————————————————— 生産地:イルガチェフェ イディド 生産者:アブレハム デサレン 精製プロセス:ナチュラル 品種:Heirloom 標高:1,900−2,100m 規格:G1 フレーバー:ブラックベリー、白ぶどう、新茶、スパイシー、発酵感、フルボディ —————————————————— エチオピア南部に位置するイルガチェフェ地域は コーヒーの産地として世界的にも名高い場所です。 2000mほどの標高で生育したコーヒーは朝晩の気温差の中でゆっくりと成熟し、その実に甘みを宿します。 生産者であるアブレハム氏はまだ20代の若手農園主ですが双子の父親で一家の大黒柱でもあり 近隣の農家やステーションのスタッフと共に品質を重視したコーヒー精製を追求しており意欲的です。 そんな本商品は、1口目にブラックベリーのようなフレッシュな野生の果実味を感じ、すぐに白ぶどうのような甘く上品な香りが鼻を抜けていきます。 中盤からアフターにかけてはややスパイス感、 全体的に発酵感も相まってボディはしっかりめですが メリハリのある味わいです。 もう一つのエチオピアナチュラル(グジ ウラガ)と比べると より発酵感があり、後味はシャープな印象があります。 王道のイルガチェフェ、アイスにすると 白ぶどうのような甘みのある香りが際立ちおすすめです。
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ケニア ニエリ ティリク組合 ウォッシュド
¥820
—————————————————— 生産地:ニエリ カウンティ 生産者:ティリク組合 精製プロセス:ウォッシュド 品種:SL28、SL34、Batian、Ruiru11 標高:1,918m 規格:AA フレーバー:レッドカラント、レモン、フローラル、ドライトマト、ジャミー、クリーン —————————————————— ティリク組合運営するティリク・ファクトリーはニエリ カウンティに位置しています。 ニエリはケニアの首都ナイロビから北へ120km、2つの国立公園に挟まれ 国内最高峰ケニア山を望む、動植物と景観に恵まれた地域です。 標高1800mを超えるこの地域には、 ウォッシュドプロセスに不可欠な無垢で清らかな山水が豊富にあり 精製されたコーヒー豆の品質は折り紙つきです。 ティリク ファクトリーは同組合が唯一所有するファクトリーであり、 他の組合から独立して創業後、この地の利を活かしたコーヒーの生産を 20年以上にわたって行ってきました。 長年培ってきた同組合のコーヒーへの信念は使用機材にも及びます。 彼らが使用するパルパー(精製の際に果肉と種子の部分を分ける機械)は 従来のものに比べ精製処理に使用する水量が少ないため環境的です。 本クロップは赤すぐり(レッドカラント)やレモンの心地良い酸を感じ、 フローラルなフレーバーが華やかです。 クリーンでみずみずしい印象に ほのかにドライトマトやジャミーなアロマが交じりエレガンスを感じます。 ホットはもちろんアイスにもおすすめです。
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ルワンダ ウーマンコーヒー ウォッシュド
¥820
—————————————————— 生産地:東部県 カヨンザ郡 生産者:TUK農協の加盟農家さんたち 精製プロセス:ウォッシュト 品種:ブルボン 標高:1,619m 規格:AA —————————————————— アフリカ大陸中心に位置するルワンダは 「千の丘の国」と称され 丘陵地帯が広がり牧歌的な風景のある国です。 この美しい国で1994年に起きたジェノサイド。 ツチ・フツ両民族の間に暗く癒えることのない 傷の歴史を刻みました。 コーヒー生産は、こうした国の内情からの 復興と振興を目指し 政府によって注力されました。 南部県を中心に国外からの援助も受けながら ウォッシングステーションの建設は 広がっていきます。 元来、各家庭で収穫から精製加工を行い 庭先で乾燥させるのが主流だった生産方法から、 地域ごとのウォッシングステーションで チェリーを収集し精製加工、 一括で管理を行うことで 品質の向上を実現しました。 本品の生産者であるTUK農協の名前は、 Koperative Twongere Umusaruro 現地語で「たくさん収穫や生産ができますように」 という意味が込められており、 特筆すべき点は農協を構成する163のうち 157の農家さんが女性であるということ。 清潔に保たれた設備、きめ細やかな手作業、 そしてカッピングに重点を置くことで 対外的に求められる味わいを探求、 高品質なコーヒー豆の生産を手がけています。 そんな本品は、1口目からオレンジのような柑橘系の明るい甘さを感じ、 アフターにはお茶のような繊細な香りが鼻腔を抜けていきます。 暖かくなる季節、アイスコーヒーにしても お楽しみいただけるのではないかと思います。 農協のお母さん方の念願でもあったという、 日本へ彼女たちのコーヒー豆を届けること。 ぜひ、その想いを感じながら お楽しみください。
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ニカラグア ジャバニカ スウィートレモン ウォッシュト
¥720
SOLD OUT
—————————————————— 生産地:マドリス県 サンファンデール・リオ・デ・ココ村 生産者:モンテクリスト農園 精製プロセス:ウォッシュト 品種:ジャバニカ 標高:1100〜1280m フレーバー:レモン、ミルクチョコレート、 カルダモン、フローラル、マジョラム、 クリーンカップ、ブライトネス —————————————————— ゲイシャ種やブルボン種、カトゥアイ種など 他の品種も手がけるモンテクリスト農園では、 ジャバニカ種はバナナやオレンジといった シェードツリーとともにマイクロロットとして 丁寧な栽培がなされています。 そんなバラエティ豊かな農地は、 ニカラグアならではの火山灰に由来する ミネラルを含む肥沃な土壌であり 栄養を十分に蓄えたコーヒー豆からは、 シンプルなウォッシュトでも じんわりと旨みを感じられる 一杯を味わうことができます。 また同農園の農地の半分は コーヒー栽培ではなく自然保護に充てられており、 豊かな生態系を保全しながら 持続的な農地運営を実践している点からも 高く評価されています。 インドネシア固有の「ジャバ種」が ニカラグアで栽培された「ジャバニカ」。 細長く大粒の豆から、大味かと思いきや ゲイシャ種のような 繊細で上品な花やハーブの香気が感じられ、 名前に「スウィートレモン」とつくように シトリックな明るい酸もあり癖なく 毎日飲んでも飽きのこない一品です。
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グアテマラ ウエウエテナンゴ ウォッシュド
¥720
—————————————————— 生産地:グアテマラ ウエウエテナンゴ県 生産者:シルベストレ・マルティネス・ルカスさん、フェルミン・サレスさん 精製プロセス:ウォッシュド 品種:カツーラ、パチェ、ブルボン 標高:1320m フレーバー:ピーチ、グレープフルーツ、ライム、チョコ —————————————————— グアテマラ国内の有名なコーヒー産地として知られるウエウエテナンゴ県から本ストア取り扱い史上最も希少と言えるロットのご紹介です。 ウエウエテナンゴ県は非常に標高の高い地域として知られ、コーヒーの味わいとしてはエリア独自の豊かなフレーバーと上質な酸質、フルボディを特徴としています。 本品の名前にある「ダブルスター」との名のごとく農地がお隣同士である生産者のシルベストレさん、フェルミンさんは年齢も近いことから密に交流をはかりコーヒーの生産を行ってきたパートナーです。 2ヘクタールというコーヒー栽培に置いては狭小な農地で、その立地を生かし手心をかけた栽培を行っています。 シルベストレさんは持続可能な農業に対しても関心が深く、レインフォレストアライアンスに則ったノウハウを栽培に活用しています。 これまでは狭小な農地であることから他の零細農家とコーヒーを混ぜられ流通されていましたが、以上のような取り組みもあり今回初めてマイクロロットとして単一での流通が実現しました。 グアテマラコーヒーらしい柑橘系の香りがよく立ち クセもなくスッキリ、飽きることなく飲み進めることができるので デイリーでの飲むのにおすすめしたい商品です。 密かに本ストアいちおしです。
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【ビギナー限定】スターターキット
¥815
コーヒー豆、ドリッパー、フィルターが 一緒になったビギナー向けのキットです。 「コーヒーに興味があるけど何から始めたらいいの?」 「ドリップバッグじゃ味気ないな、、」 「自分でコーヒーを淹れて飲むなんて丁寧な暮らしじゃない?」 そんな心の声にお応えして、 「これだけあれば始められる!」キットを作ってみました。 浅煎りコーヒーラバーを増やしたい、、! そんな静かな情熱のもとお値段も頑張りました。 数量限定販売となりますが、ぜひお買い求めください。 キット内容 ————————— ・コーヒー豆(粉)60g ・折りたたみ式ドリッパー 1つ ・フィルター 10枚
イベント出店、ケータリングサービスなども承ります。
まずはお気軽にご相談ください。
バイネームとはビジネスで「ご指名の」
という意味で使われる言葉です。
お選びいただいたコーヒーについて
香りや味といった官能表現に留まらず
産地の風土や品種、精製方法、
また生産者からコーヒーへ注がれる信念をお伝えし
より深い購買体験をご提供することを
ポリシーとしています。
当店でのコーヒーとの出会いを通して
お客様ご自身の趣味趣向を新発見いただけるよう
コーヒー体験に役立つ情報をご提供いたします。
またコーヒーのラインナップや
サービスでお客様へ還元し、
ひいては当店を「バイネーム」で
選んでいただけるよう邁進して参ります。